033 軽井沢/無彩庵池田 独自の工夫を感じるフレンチフュージョン(A級)

軽井沢

お店の紹介(令和2年9月訪問)

世界の美食家いんざん先生なのだ。

今日もとっておきのお店、無彩庵 池田を紹介するのだ。

中軽井沢からすぐ近くの創作フレンチレストラン。お店の外観は、ガラス張りで現代風で良いのだが、手前が駐車場で、車がたくさん写ってしまうので、断念したのだ。

フレンチがテーマではあるけど、シェフ独自の工夫が感じられる、個性的な料理が続いたのだ。

内装はこんな感じ。席数は10席程度と少なめで、天井がとても高いのだ。

奥のカウンターの壁は鏡になっていて、反対側の自然が写っているのだ。打ちっぱなしでBGMも流れていないので、この現代風の空間を全身で感じることができるのだ。

クールで冷たい感じのおしゃれな空間なのだ。

オススメの使い方

・大人デートにぴったり。

・ご家族で。

・とても静かな空間なので、お子さん連れは難しいかもなのだ。

費用

ランチメニュー 4,500円〜9,000円

ディナーメニュー 6,500円〜13,000円

食体験

アミューズ 依田さんのとうもろこし(ドールドラッシュ)トンカ豆

とうもろこしのとろっとしたムース。トンカ豆というのは、バニラや杏仁に似た香りのマメ科のもので、香り付に使っているそう。

産地や素材のこだわりを感じて、料理全体がすごく個性的な風味を感じるのだ。

佐久鯉のタルタル 鮎のパテ 古太胡瓜

佐久鯉という、おいしい鯉として過去にたくさん受賞歴のある鯉を使用しているのだ。鯉ってどんな味かと思ったけど、脂が適度に乗っていて、食べやすくておいしかったのだ。

鮎のパテもおいしかったのだ。古太胡瓜、こちらも産地は佐久で、普通のきゅうりより青臭さが少ない気がしたのだ。

信州米豚と地鶏・真田丸白レバーのパテ ド カンパーニュ

パテドカンパーニュは、フランスの伝統的な田舎の料理で、豚肉やレバーをミンチにして型に詰め、焼き上げる料理のことらしいのだ。

脂が少なく、旨味がギュッと詰まっていたのだ。サラダとよく合う、さっぱりとしたお料理で、食べやすくおいしかったのだ。こちらもシェフのこだわりの味付けを感じられて、普段は感じない複雑な味を感じられたのだ。

自家製パン(プチパン、チャバッタ)

プチパン。定番フレンチのパンという感じで、ふかふかの熱々パンをオリーブオイルで楽しんだのだ。

こういうパンも自家製っていうのは、本当に凝っていてすごいと感心するのだ。絶対大変だと思うのだ。

チャバッタ。イタリアのパンで、平たいのでスリッパを意味するそうなのだ。形は違っても、プチパンとそんなに大差なくおいしくいただいたのだ。

冷製じゃがいも(キタアカリ)の豆乳スープ

じゃがいも×豆乳の、さっぱりスープ。ポタージュのようだけど、サラリと飲めて、全然重たくなかったのだ。

じゃがいもの夏らしい味がおいしかったのだ。

冷製じゃがいも(キタアカリ)の豆乳スープ サマートリュフグラスパウダー

+1,000円で、トリュフを乗せてくれたのだが、このトリュフは凍らせたトリュフで、しゃりしゃりとかき氷のような食感だったのだ。よく混ぜて食べると、じゃがいものスープとは全く別物の味だったのだ。

トリュフそのものの香りが、凍らせたことによってかなり控えめになっていたけど、すごい手間暇かかっているし、全く知らないトリュフの加工方法で、創意工夫に驚きを隠せなかったのだ。

個人的には、トリュフはなくても十分食べやすく美味しかったのだ。

上田市・地鶏真田丸胸肉 もも肉とオマール海老のつみれ 青木湖産スジエビをソースに

いわゆる、エビのハンバーグ!

すごくユニークで、鶏が良い感じにつなぎになっていて、エビの新しい食べ方を知れたのだ。

エビの香ばしさと肉の旨味を楽しめたのだ。

奥のオクラは、ダビデの星という品種で、肉厚で美味しかったのだ。

やまと豚肩ロースト マデラ酒とピスタチオオイル

柔らかくローストしたおいしい豚だったのだ。周りのお野菜も彩豊かで美しかったのだ。

脂の量もちょうどよく、食べやすかったのだ。

茄子のコンポート、茄子のアイス

もう、茄子!茄子!というデザートなのだ。口いっぱいに茄子の味が広がるのだ。

甘く仕上げてあって、茄子なのに甘くて、おもしろかったのだ。

茄子の味がすごくてびっくりするので、好みはわかれるかもなのだ。

生姜のプリン

生姜のピリッとした感じと甘味がおいしい大人のデザートなのだ。

クリーミィで、生姜も食べやすく、おいしかったのだ。

ハーブティ

最後はあたたかいハーブティでゆっくりなのだ。

個性派フュージョン、ユニークな味が続いて、新しい味を知れて面白かったのだ。

サーブがゆっくりなので、少食でも楽しめるのだ。

今日も満腹!ごちそうさまでしたなのだ!

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