101 直島/ベネッセハウス オーバル 安藤忠雄建築に泊まれる、最高に贅沢な宿

直島

宿の紹介

世界の美食家、いんざん先生なのだ。

今日は、香川県・直島町にある、ベネッセハウス オーバルを紹介するのだ。

直島には、ベネッセの広い私有地があり、その中にミュージアムや宿泊施設、屋外アートなど様々な施設があるのだ。宿泊施設であるベネッセハウスは、ミュージアム棟、オーバル棟、パーク棟、ビーチ棟と4つの棟があるのだ。

ベネッセハウス公式HPから引用

どれも美術館に宿泊できるというすてきなコンセプトだけど、オーバルは別格で、オーバルかそれ以外かという感じなのだ。

ツインが4室、スイートが2室のたった6室しかなく、かなり人気でなかなか予約は取れないんだけど、他には変え難い、唯一無二の経験をできるのだ。直島の魅力を存分に味わうために、お財布と相談してだけど、ぜひぜひオーバルの宿泊をおすすめするのだ。

おすすめの使い方

・直島を思いっきり満喫したいときに

・アートが大好きな方へ

費用

チケット付きがたくさんあって、宿泊料のみのプランもあるけど、一番便利なのは全部セットになっているやつなのだ。

地中美術館、李禹煥美術館、家プロジェクト、ANDO MUSEUMに入館できる直島鑑賞共通パスポートが付いたWEB限定プランなのだ。

地中美術館入館チケット+直島鑑賞共通パスポート付 WEB限定ミュージアムまたはオーバル2色付きプラン(夕食フレンチ朝食和食)

ミュージアムツインの場合(2人) 76,000円

オーバルツインの場合(2人) 94,000円

宿泊体験

まず、ミュージアムの一角から、オーバル宿泊者限定のモノレールに4分揺られて行くのだ。

片道4分、山の斜面を登って行くのだ。夕陽や朝日がとても綺麗で、海が一望できるのだ。

モノレールを降りると、道が続いていて、開けた場所には・・・

オーバルがご対面なのだ。淡いブルーがユニークで、印象的なのだ。

上は、プライベートガーデンになっていて、ここからの景色もきれいなのだ。

夜のオーバル。水がつるんつるん。 
ここからの景色もすごくきれいなのだ
ボコっと凹んでいるのが、お部屋の入り口なのだ。
滝!
 滝!
大槌に沈んでいく夕陽
草間彌生かぼちゃがぽつん

オーバル宿泊者限定のバーもあるのだ。

お部屋

今回いんざん先生が宿泊したのはこのお部屋!オーバルツインROOM405というお部屋で、壁一面にわーっとアートが直書きされているお部屋なのだ。

額縁に入れるわけでもなく、プリントでもなく、アーティストが筆で壁にそのまま描いた絵の迫力は圧巻で、まるで私のために描いてくれた感まで感じるのだ。浮かれるのだ。

デイヴィッド・トレムレット (1945-イギリス)「ウォールドローイング・アット・ベネッセハウス #405」

デイビッド・トレムレットは、指で直接ドローイングするアーティストなので、この壁も指で描いたと思うのだ。指、ガシガシになりそうで心配なのだ。でもすごい迫力なのだ。筆じゃないなんて、器用すぎるのだ。

窓から見える景色はこんな感じで、外にも出れるのだ。

草間彌生和三盆クッキーのお土産をいただいたのだ。サクサクほろほろの、スノウボールみたいなお菓子だったのだ。パッケージも可愛らしくて捨てられないのだ。

水回りはこんな感じなのだ。

ユニットバスなのだ。

みんな評価してる、なんかすごいアメニティなのだ。アジアンな香りなのだ。

直島でたくさんアートを見て、食事しているときも、お風呂上がりも、本物のアートに触れて、という数日をすごしたんだけど、ずっと興奮していて、情報量が多くて迫力に圧倒されてアーティストの思いと悲鳴をたくさん受けて、クラクラしたのだ。

このお部屋に本当に泊まってよかったと思っていて、なぜなら普通は宿泊した後って、数日後になればその宿泊体験の記憶はかなり薄れると思うし、五感に宿る感覚はすっかり霞むと思うんだけど、この宿泊経験は数日経った今でも記憶が鮮明で、すごく心に残っているのだ。

こんな感覚は、同じ値段の他の宿でも味わえなくて、アートと共に呼吸する経験は、本当にいいものだったのだ。

他のお部屋も安藤忠雄建築で当然良いとは思うんだけど、いんざん先生は、せっかく直島に来たのなら、オーバルに泊まってほしいし、この経験とこの値段だったら、他のお部屋の方が高く感じでしまうほど、オーバル推しなのだ。

また、ぜひ行ってみたいのだ。

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