お店の紹介(令和3年1月訪問)
世界の美食家、いんざん先生なのだ。
記念すべき100回目の投稿は、香川県直島町にあるベネッセハウスのレストラン、海の星Etoile de la merをご紹介するのだ。
岡山県宇野港からフェリーに乗って15分程度、アートの島である直島に到着なのだ!
ベネッセハウスは泊まれる美術館で、本当に素晴らしくて語りすぎてしまうので、今回は宿泊と食事を分けてご紹介するのだ。
このレストランは、宿泊者優先ではあるけど、宿泊者以外も利用できるすてきなレストランなのだ。(予約制)
レストランの外観は、こんな感じで、広々とした横長の建物なのだ。大きなガラスと高い天井で、開放感がすごいのだ。
両サイドの壁には、ミケランジェロ・ピストレット(イタリアの現代アート第一人者)「フレスコ画 5(オレンジ)」 1998年「フレスコ画 5(青)」 1998年が壁にドカンとはまっているのだ。
一方はオレンジ、一方はブルーになっていて、補色が力強いのだ。
割れたガラスが鳥のように埋め込められていて、とても美しいのだ。オレンジ側にある、白い扉は、フェイクで、開かない飾り扉になっているのだ。
ベネッセハウスは、現代アートで溢れているんだけど、まさかレストランまでアートがあるなんて思ってもおらず、驚いたのだ。
壁全体がアートなのは、額縁に入れて飾ってあるアートの何倍も迫力もパワーもあって、とても満たされた気持ちになれるのだ。
おすすめの使い方
・直島旅行、友達同士、家族で、一人旅でも。
・一人で贅沢にフレンチもアリなのだ。
費用
コース〜テロワール〜 9,680円
コース〜デギュスタシオン〜 13,310円
その他アラカルトあり。
食体験
前菜(オリーブ、オレンジ)
爽やかなオリーブと、エディブルフラワーを乗せたオレンジが前菜なのだ。
シンプルで軽め、クセもなく食べやすいのだ。
オリーブハマチのマリネ ライムのアクセント キャビアを添えて
オリーブハマチというのは、香川県産オリーブの葉の粉末を添加した餌を飼育した養殖ハマチのことで、味付けではなく、ハマチそのものからオリーブの味がするおもしろいものなのだ。
すごく新鮮で、ハマチなんだけど、オリーブの味がすごく濃くて、漬け込んでいるわけでもなく魚そのものからワッと味がするという斬新な経験をすることができたのだ。
素材に後から味付けしたものじゃないのがわかるので、なんとなく残酷な感覚もあったんだけど、おいしかったしおもしろかったのだ。
ベビーリーフとラディッシュが彩り豊かでよく合うのだ。
オリジナルフォカッチャ、黒パン
硬めの黒パンと、シフォンケーキのような食感のフォカッチャなのだ。軽めでおいしかったのだ。
アワビと長芋のグリル
アワビは断然、火を通した方が美味しいと思うのだ。硬すぎず、食べやすいアワビと長芋、ヘルシーで味付けも軽めだったのだ。
季節のスープ(ポテトスープ、生ハム)
軽めのスープに、小さくしょっぱい生ハムとオイルが入っているのだ。
瀬戸内海産ヒラメのポワレ
ヒラメの旬は、1月〜2月なので、冬のおいしいお魚をいただけて、大満足なのだ。カリフラワーやスナップエンドウの盛り付けからは春の訪れのようなものを感じて可愛らしくて嬉しいのだ。
和牛ランプ肉のロースト 時季の野菜を添えて
柔らかいお肉と、合わせてあるのはにんじん、かぼちゃ、芽キャベツなのだ。小さなポテトグラタンもあって、お肉とよく合っていたのだ。
プレデザート(オレンジのゼリー)
小さめのゼリー。口直しの気遣いが嬉しいのだ。
苺のミルフィーユ レジェール
可愛らしいデザートプレートだったのだ。フレッシュないちごだけでなく、シャーベット、薄く焼いたミルフィーユなどどれもおいしかったのだ。
彩もとっても可愛らしいのだ。
チョコレート、マカロン、フィナンシェ
小菓子と、紅茶もいただいたのだ。
どの料理もクセもなく、味つけもヘルシーめのものが多くて食べやすかったのだ。
今日も満腹!ごちそうさまでしたなのだ。
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