004.大阪/雪洞 割烹 食材を究極に活かす和の真髄(A級)

大阪

コミシュランガイドを始めるきっかけになったお店、大阪淀屋橋 割烹雪洞なのだ。

お店の紹介(令和2年7月訪問、8月中旬閉店)

世界の美食家、いんざん先生なのだ。

今日は、とっておきのお店、大阪淀屋橋にある割烹雪洞を紹介するよ。

好みもあると思うけど、割烹でここより美味しいお店はそんなにないと思うのだ。

雪洞は、美味しんぼで言うところの、岡星をちょっと高級な仕立てにしたお店なのだ。

実は、コミシュランガイドを立ち上げたのは、雪洞の大将奥村さんが、コロナでお客さんが減って困っているというのを聞いたからなのだ。

飲食店を見渡すと、宴会をワイワイするお店だけじゃなくて、雪洞みたいな少ない席数で、静かに会話を楽しむお店も軒並み厳しい状況になっているのだ。

多分、多くのお店はこのままだとお店を閉めざるを得ないと思うのだ。

個性豊かで、職人の魂がこもった素晴らしいお店は、一回なくなっちゃったら、そんなに簡単に復活しないし、場合によっては永遠に消えてなくなっちゃうのだ。

人間はストーンワールドでも生きていけるけど、たくさんの個性的豊かなご飯が食べられた方が、豊かだと思うのだ。矜恃を持って生きる職人さんが多い方が、人間らしいと思うのだ。

だから、いんざんせんせいとして、あんまり意味ないかもしれないんだけど、そういう素敵なお店を紹介して、お客さんに来てもらいたいのだ。

ちなみに、この雪洞は2020年8月中旬で畳んじゃうのだ。

とっても残念だけど、仕方ないのだ。

チャンスは今しかないので、ぜひ和食の魂に触れに行ってもらいたいのだ!

オススメの使い方

・1ー2万程度の高級店なので、特別なお祝いや接待に○。

・食通を唸らせる料理が出てくるので、一人でふらっともおすすめなのだ。

・お金に余裕があるなら、デートにももちろんおすすめなのだ。

費用

一人20,000円程度

食体験

前菜は、鮑と蛸の冷製ジュレからスタート。

夏らしく、舌に強めのお酢が爽やかなのだ。

ハマグリのお吸い物は、出汁の深みとハマグリの食べ応えで大満足なのだ。

蛤と焼き茄子のお吸い物

お造りも立派だったのだけど、地味に見える鱧が絶品だったのだ。

伊勢海老、鱧(ハモ)、ときしらす

鱧は夏によく食べるけど、骨切りのレベルが違うのだ。

ふわふわなのだ。 美味しそうなお皿が次々に出てくるのだ。

冬瓜の蟹餡掛け
伊勢海老雲丹焼き
黒毛和牛ステーキ
うなぎのお茶漬け

最後は、うなぎのお茶漬けでさらっと締めて、お腹いっぱい幸せいっぱいなのだ。いつも感動するのだ。

大将、がんばってほしいのだ!応援しているのだ!

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