施設の紹介
世界の美食家、いんざん先生なのだ。
今日は、直島にある美術館の一つ、ベネッセハウスミュージアムをご紹介するのだ。
直島にはたくさん美術館があるんだけど、どれも見応え抜群で、どれかを観ずに帰るのはもったいないので、ぜひ直島に行く際には、全ての施設を回って欲しいのだ。
ベネッセハウス宿泊者じゃなくても、存分に楽しめるので、ぜひ行ってみてほしいのだ。
ベネッセハウスミュージアムの入り口はこんな感じなのだ。グレーのモダンな看板が出迎えてくれるのだ。グレーは直島のベネッセスペースにおいて基調とされている色で、スタッフさんの制服もグレーだったり、安全鏡もグレーだったりと、おしゃれな雰囲気なのだ。
建物はこんな感じなのだ。
奥に見える入り口が、ミュージアムの入り口なのだ。
おすすめの使い方
・直島に来たら、絶対行ってほしい施設の一つなのだ。
・現代アート好きにはたまらない、アートとともに食事もできちゃうのだ。
・インスタレーションもとても多くて、迫力満点なのだ。
費用
鑑賞料金 1,050円
※15歳以下の方とベネッセハウスにご宿泊のお客様は無料
鑑賞体験
内装展示
アート品数は、下記の見えている写真の3倍くらいで、所要時間は、30分〜1時間弱くらいなのだ。
直島は、漁港なので、ボートがテーマになったアートも多いのだ。
この見えている黒いボートのアート作品は、対岸にその先端があって、島全体を思いっきり使っている感じがとてもいいのだ。
この写真の撮影者側にあるのは、有名なジョナサン・ボロフスキーの「3人のおしゃべりする人」。
チャルチャルチャル・・・チャッチャッチャ・・・という、気味が悪いおしゃべりおじさんの声が管内全体に響くのだ。時々ハモって歌い出すんだけど、(多分讃美歌?)すごく気味が悪くて面白いのだ。
音が出るアートはこれだけなので、尚更すごい存在感なのだ。子供はきっと怖がるのだ。
直島で何度見たかわからない、須田悦弘さんの作品なのだ。本物と見間違えるほどリアルな、木彫りの作家さんで、椿や竹など、直島でたくさん須田さんの作品を見るのだ。これは、「雑草」。
この作品は結構高い位置にあって、設置おことを考えるとゾッとするのだ。
自然への尊敬や心安らぐ感じをすごく感じられるのだ。
1階は、リチャード・ロングの作品がどかんとあるのだ。これは、接着はされておらず(のように見える)、木が床に置いて並べてあるという作品なのだ。
リチャード・ロングは、自然と人間の関係をテーマにしたアーティストで、これもすごく感動するのだ。
日本料理一扇からは、杉本博司の水平線が見えるのだ。
水平線が最も変わらないものとして撮影された写真で、杉本博司さんの作品は、ベネッセハウスパークにたっぷりあるので、そちらも併せてみてほしいのだ。(パークの杉本さんの作品は本当に最高なのだ)
いんざん先生が最も好きな、一番目立つところにある、ブルース・ナウマンの「100LivesAndDie」という作品があって、とてもおすすめなのだ。
レインボーのライトアップがランダムにされていて、「EAT OR DIE」とか「SLEEP AND LIVE」とか、「XX OR DIE」「XX OR LIVE」「XX AND DIE」「XX AND LIVE」が繰り返される作品なのだ。
これが本当に感動するしオシャレで、胸を打たれる作品なのだ。戦争とか、この社会の現状とか残酷さとか、人生とか生命とか、色々考えさせられるのだ。
ベネッセハウスパーク展示
ベネッセハウスパークは、ミュージアムから徒歩10分弱くらいで着く建物で、主に杉本博司の作品が並んでいるのだ。入ってすぐの、杉本博司の光の棺とそれにまつわる作品は、圧巻なのだ。
杉本さんらしさが全面にあって、追悼をうまくアートの形に落とし込めていて、心に響くのだ。
屋外展示
屋外展示もすごく楽しくて、ここはカラフルな動物がたくさんいるエリアなのだ。
ピカソ的な歪みととにかく色彩が楽しいアートなのだ。
手前の円筒は、二人で中に入って、融合できるみたいなアートなのだ。
ダントツでこれが一番かわいいのだ。ねこが持ち上げられている作品。
本に書いてある文字は、英語ではないので何かわからなかったのだ!とてもかわいいのだ。
草間彌生かぼちゃ
いんざん先生的に、直島イチなのだ。海と、草間かぼちゃ、強烈なのだ。
2mくらい。ここに置くセンス、すごくいいのだ。
引いてみると、こんな感じ。ぽてっ。
文化大混浴
直島の風水的に、いいとされた位置にあるアート。実際に入れるらしいのだ。
石の村落に降りた気分なのだ。にょきにょき、どかん。
全て穴が空いていて、全ての穴から覗くと、大槌が見えるという。(ピントが合わないのだ)
こちらからも。(ピント・・・)
鳥の楽園かと思うほど、鳥がたくさん。人間より圧倒的に鳥が多くて優雅なのだ。
アートの端にあった古屋の中は、チップのケース。
ジョージ・リッキー「三枚の正方形」
風が吹くと、時間差で動く三つの正方形。幾何学が美しく、遅延を感じて、不思議な感覚になれるのだ。
片瀬和夫「茶のめ」
こんな感じで、心身ともに満たされる空間が続くのだ。
紹介したのは一部で、まだまだ作品はあるのだ。直島に行ったら、ぜひ行ってみてほしいのだ。
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