会話はよくキャッチボールに例えられます。
相手が受け取りやすいところに、受け取りやすいボールを投げ、相手はそれをキャッチします。
そして、投げ返かえします。この基本的な動きを繰り返すのがキャッチボールです。
会話も同じように、相手の理解しやすい言葉を選んで、相手にしっかりと受け取ってもらって、それを投げ返す。こうして会話はキャッチボールのように続いていきます。
しかし、キャッチボールでもよくあるように、予期しないところにボールが飛んでいってしまったり、予期しないボールが飛んでくることもあります。そんなとき、会話は中断してしまいます。
そうならないために、2つの力を高めて置きましょう。
投げる力と受ける力です。
投げる力は、相手にわかりやすく論理的に伝える力です。
受ける力は、相手が難しい豪速球を投げてきても対応できるような教養や専門分野の知識のことです。
『なぜ、あなたの話は響かないのか―信頼と価値の時代のコミュ力2.0』ディスカヴァー・トゥエンティワンより。
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