ミス・ミセスコンテスト対策CHANCEでは、2021年、3つのミセスコンテストの全国大会において
グランプリ2名、準グランプリ1名を輩出しました。
ここでは、日本のミセスコンテストの中で最も歴史があり、
第14回となるミセス日本グランプリで、30代グランプリを獲得した晴香さんについてお伝えします。
始まりはスカウトから
ミセスコンテストでグランプリを獲得するまでには、やらなくてはいけないことがいっぱいあり、それらのハードルを一つずつクリアしていくと、キレイへのスイッチがオンとなり、見た目だけでなく考え方がポジティブに変わって、纏う空気さえ変化していきます。
晴香さんは、まさにその王道ステップを順調に進んだ女性です。
彼女は、私が肌のメンテナンスのために自宅サロンを探していて、あるサイトからたまたま辿りつき、
丁寧な施術とその人柄に惹かれて月に一回通うようになったエステサロンのオーナーです。身長170㎝、誰もが認める面長美人で、なによりセンスの良い彼女に、ミセス日本グランプリに挑戦しませんか、と声を掛けたのは、
第14回の応募締切が迫る2021年3月下旬でした。
ミセス日本グランプリは、セミファイナルを通過した約40名のファイナリストに選ばれるとミセス日本の会というボランティア団体に属します。
だからこそ、見た目の美しさだけではなく、社会貢献への想いがあり、品を感じる人でなければむやみに声をかけるようなことはしていませんでした。
挑戦してみたいです! 率直に応えてくれた彼女のサポートを買ってでたのが、2021年4月中旬でした。
スピーチライティング&魅せ方レクチャー
コロナ禍となり、昨今のミス・ミセスコンテストは、ドレス姿にマウスシールドを着用したり、
より広い会場となって顔のディティールが見えにくいという背景もあり、
顔立ちの良し悪しだけを競うものではなく、
そこにいるだけで存在感を放つオーラと、そしてスピーチの重要性がさらに増してきています。
晴香さんには、そのことをしっかりと説明して、
まずは、セミファイナルを通過するべく1分30秒に及ぶスピーチに取りかかりました。
彼女の今までの人生やライフスタイル、ボランティア精神、世の中に何を伝えたいのかなどじっくりと話を聞き、33歳と若いのに、子ども2人の育児をしながら仕事を持ち、
とてもしっかりした考え方やヴィジョンを持っている姿に感心しながら、
どんな内容にするのかを一緒に考え、スピーチ内容を詰めていきました。
その後、彼女から提出されたスピーチ原稿は、文章的には拙い部分もありながら、想いに溢れたもので
それを1分30秒に収まるよう整えてリライトしていったのです。
ただ、スピーチをするのは、晴香さんです。
あくまでも、彼女が納得する表現、言いやすい言葉、そして、素直にこのスピーチを聞いてもらいたいと思えるものにしなくてはなりません。
私は、
“言葉は人の心を動かす武器になる”という言葉を常に念頭に置いてスピーチライティングをしています。
うれしいことに、二人で一緒に考え、ライティングして仕上げたスピーチ内容に、晴香さんが感激してくれました。
その後は、まず暗記です。
まさに、寝ても覚めてもで、徹底的に頭に体に覚えこませる暗記です。
完璧に覚えました~っていう声をきいたのは、6月上旬。
7月のセミファイナルまで1カ月。
非常に順調な進み具合です。
スピーチが直前まで暗記できていなかったり、
迷いに迷ってあと1週間とかいうところで変更したりする人がいますが、
一番して欲しくないことです。
このことについては、こちらのブログに書いています。
晴香さんは、キチンと暗記した時点で残すところ1カ月。
あとは、感情を込めて伝えられるように仕上げていきました。
スピーチは、内容や話し方、魅せ方を意識して工夫するだけで、そうでないスピーチと雲泥の差を生みます。
暗記してからが勝負なのです。
大問題! ワンピースが見つからない!
セミファイナルは、プロポーションがわかる服装という条件で、
必然的にワンピースになります。
そして、第一印象で好感度を上げるためにも、決して間違えたくないものの一つなのです。
まずは、調べてもらったことがないというパーソナルカラー診断をご紹介。
パーソナルカラーは一生変わるものではないので、
コンテストに関係していなくても、洋服やアクセサリー選び、ヘアメイクにも関係してくるので、
自分自身のものを把握しておくと、とても役立ちます。
ましてや勝負服やドレスを選ぶようになったら、事前に必ず調べておきたいもの。
パーソナルカラーとドレス選びの関係性についてはコチラ!!
晴香さんは、パーソナルカラーサマー。
これは、私の予想通りで、本人はイエローベースだと思いこんでいましたが、
いえいえ、ブルーベースだったのです。
調べておいてよかったですね~♪
サックスやくすみピンク、くすみラベンダーみたいなカラーが似合うとのこと。
似合うカラーが把握できたところで、
ここからが、大苦戦だったのです。ロングスカートが大流行中の世の中で、スタイルがわかるワンピースなんてそもそも売ってなーーーーーい。
シルエットがダボダボだったり、丈が足全部を覆うくらい長かったり…。
そんな中、
これは少し前のものですが体の線出ますよね、どうでしょうか? って送られてきたのがコチラ。
うーん、丈が短すぎるよね、ちょっと色っぽ過ぎるよね、ってことで却下。
もともとファッションセンスは良い晴香さんでしたので、心配はしてなかったのですが、
まさかの条件に合う洋服が見つからない事態に!!! 身長も170なので、短いスカートはより短くなってしまい、
膝が完全に見えてしまうと、下品になるよねってことで探しまくって、気が付けばセミファイナル直前に!
ギリギリに出会えたのです。パーソナルカラーサマーの彼女に似合い、そしてジム通いで4~5キロ落として絞った体の線が、キレイに出るワンピースに。
そうそう、予想外な質問が‼ ストッキングって履いた方がいいですか?
さすが、30代! 生脚でも勝負できちゃう⁉
ドレスの時は素足アリですが、コンテストでワンピースの時は品良く仕上げるためにも、ストッキングは必須です。
めでたくセミファイナル通過
努力したかいあって、7月下旬に発表されたセミファイナル通過者の中にはしっかりと名前があり、
はれて第14回ミセス日本グランプリファイナリストとなったのです。
そうなると、仕事、育児、家事に忙しい日常に、さらに拍車がかかります。
1分30秒のスピーチを2分にして、プロフィール写真を撮影、ドレスを決めて、ウォーキングをマスター…。
にわかに忙しくなってきたところで、エステサロンの仕事も充実している様子で、
まさに波に乗っているという感じが見受けられました。
パーソナルジムに通って健康的に痩せ、見られることを意識し、何よりタイトルを獲るという目標がある。
女性が自信をつけて、加速度的にキレイになっていく姿は、こちらまで刺激をもらえます。
美容の仕事をしている人なので、ヘアメイクなどの基本的なことはできており、
そのレクチャーは必要がありませんでした。
ただ、スピーチやウォーキング、所作を人前で披露するレベルに持っていくには努力が必要という状態。
8月にはスピーチを決定し、気になっていたドレスはセミファイナルのワンピースのようにギリギリにならないよう、早めはやめに探すことに。
こんなのどうでしょうか?って最初にきたものはコチラ。
コンテストドレスがわかってないよね、若いコの感覚で選ぶとこうなるよね、
カジュアル過ぎてサンドレスと違うから、と酷評する私(苦笑)
ミセス日本グランプリは、品の良いミセスらしさが求められるということを大前提にドレスを選ばないといけません。
(派手で色っぽいドレスもアリ! という大会もあるので、そこは各コンテストの過去のVTRなどをみて見極めてください。)
コロナ禍で営業をストップしているドレスショップも多く、
またしても、ドレス選びで苦戦するかと思われた中、名古屋で全国的に有名なお店を発見してご紹介。
すぐ予約して、本人がひとめぼれしたドレスの写真を送ってきてくれて…。
30代らしい爽やかさと上品さを併せもつ、納得のドレスを探しだせたのが8月中旬。
幸運にも運命のドレスとの出会いが、こんなにも早く訪れてくれて、
順調なスケジュールに幸先の良さを感じていました。
プロフィール写真の撮影は、私が絶大な信頼を寄せる女性カメラマンを紹介して満足のいくものに。
ついでにインスタやHPに使える写真も撮ってもらっていましたね♪
ウォーキングは、ミセス日本グランプリウォーキング公認講師のレクチャー受講をおすすめして、
本選大会直前、二人でも仕上げの特訓をしました。
ビデオを撮影して見直し、注意すべきことを何度も言われて、彼女の耳にタコが何匹できたことでしょう。
自主練も繰り返したようで、とうとう5歳のお嬢さんが毎日聞かされるスピーチを覚えて言えるようになってしまったとか(笑)
スピーチにしてもウォーキングにしても、とにかく無意識の状態でも形になるように、徹底的に身に付けないと
必ず誰でも緊張する本番で、満足のいくパフォーマンスはできません。
そのためには、とにかく時間が必要で、晴香さんの場合は、10月31日の本選大会を迎えるまでに1カ月という10月のはじまりの時点で、
あとはアクセサリーなどの相談に乗るくらいで当日のビジュアルも決まり、
スピーチとウォーキングの精度を上げて行けば良いという状態になっていました。
コレは大変重要なことで、ここで、まだドレスが決まっていない、サイズのお直しがあがっていない、
スピーチに迷いがあって変更する、などゆらぐことがあると、不安要素で精神的に負荷がかかります。
コンテスト対策自体を楽しめなくなっていくと、キレイにあかぬけていくはずの時を逃してしまうのです。
グランプリ獲れました~
10月31日、第14回ミセス日本グランプリ本選大会当日の19時。
ひとみさん、グランプリ獲れましたーって吉報が舞い込んだのは、
他のミセスコンテストのレクチャー中。
なんて縁起が良いことでしょう。レクチャー中のミセス・オブ・ザ・イヤーに挑戦中の生徒さんも一緒に喜んでくれました
スピーチを何度も何度も繰り返し、ウォーキング、ドレス選び、プロフ写真撮影、姿勢、所作etc…。
もともと高かったポテンシャルに、努力を重ね、華が加わったら、見事にグランプリを獲得したのです。
おめでとうございます。ミセス日本の会の一員として、社会貢献への想いを貫いてくださることを願います。
ミス・ミセスコンテスト対策のCHANCEのサポート
ミス・ミセスコンテスト対策のCHANCEでは、
ライターがイチから一緒にスピーチを考えて、スピーチ添削を重ねます。
もちろんスピーチの仕方もお伝えして、コンテストスピーチを中心に、コンテスト対策全般をサポートします。
↓ 詳しいことはコチラから ↓
ミス・ミセスコンテスト対策のCHANCEコンサルティング
CHANCEコンサルティングは、ミス・ミセスコンテストで書類選考からファイナルを通して、自己の成長と結果につながるコンサルティングをしています。ミセス日本グランプリ受賞者であり、同大会の審査員も務めた木村ひとみのクライアントにはグランプリ、準グランプリ受賞者、世界大会ファイナリストも。
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