ミス・ミセスコンテストで何色のドレスを纏うかは大問題
ミス・ミセスコンテスト出場に欠かせないものであり、第一印象を大きく左右するものの一つに、
ドレス選びがあります。
貴女の美しさを引き出す「運命のドレス」に出会えるか否かは、
グランプリ受賞への大きなカギとなります。
まず、何色のドレスを着るか! この大問題に立ち向かいましょう。
私はドレスを決めるにあたり、何よりも色を優先することをおすすめします。
ずらりと舞台に並んだ人を差し示すときに「あの●●色のドレスの人」と言うように、他人から見てやはり「色」の印象はかなり強いと思うからです。
その人に似合うカラーのドレスを着ていることで、自分自身をちゃんとわかっている人という印象に繋がるものです。
パーソナルカラーも戦略の一つ
イメージ戦略にカラーが注目されたのは1961年、
ケネディ大統領が、自身の支持率を上回っていた現職副大統領ニクソンに勝利したアメリカ大統領選挙です。
一流カラーリストを採用したケネディが好印象を持たれた理由の1つが、スーツの色だったといわれています。
当時テレビはモノクロで、演説時にケネディは濃い色のもの、ニクソンは薄い色のものを着ていました。
その結果、ケネディは濃グレーで力強く、ニクソンは薄いグレーで頼りなく見えたといいます。
このことから色の影響力が認知され、1980年代には、現在でも主流である、
スプリング、サマー、オータム、ウインターの「4シーズン法」のパーソナルカラーが日本にも上陸しました。
パーソナルカラーとは、肌や髪、瞳、頬、唇の色など、その人が生まれ持った色素が織り成す色に調和する(=似合う)カラーのことです。
それは血液型と一緒で、一生変わることはありません。
診断では、まず肌や血管の色、瞳や瞳孔などから、
ブルーベース(サマー、ウインター)とイエローベース(スプリング、オータム)の判断をします。
その後、カラードレープを順番に首元へあてていくことで、顔映りの良いカラーを判断していきます。
禁断の〇〇ドレス
2018ミス・ユニバース日本代表に選ばれた加藤遊海さんが、日本大会で纏っていたドレスが花柄だったことはとても印象的でした。
なぜなら、一般的には、柄物のドレスよりも無地のドレスのほうがフォーマルとされていて、
織柄や刺繍柄、レース柄はアリでもプリント柄はカジュアル過ぎる…、という定説を見事に打ち破ったものだったからです。
世界大会を終えた後のあるパーティで、リアルに遊海さんをお見かけする機会がありましたが、
バランスの取れた高身長ながら、とてもキュートな顔立ちで可愛らしいイメージの彼女が、
「禁断の柄ドレス伝説」をはね退けたことに納得したものです。
その人の良さを最大限に引き出していれば、既成概念にとらわれる必要はないという良い例だと思います。
しかし、とても難しいと思う例が「禁断の黒いドレス」。
黒という色の持つ威圧的で暗いイメージは、
年齢を重ねた人を老けて見せたり、粋になり過ぎたりして、ミセスコンテストで求められるミセスらしさから遠くなってしまうということがあるので、着る人を選ぶ色だと思います。
年齢の若いミスコンテストなら、ラメやレースなど素材を吟味すれば、人によってはゴージャス感が出ます。
誰にでも似合うと誤解されがちなブラックですが、
実は、パーソナルカラーウインターの人にしか似合わないカラーなのです。
いわゆる「喪服の似合う女」というのは、黄味のない肌に、瞳や髪の黒いウインターさんのことなのです。
ドレス選びは、カラーだけでなくとっても深いのです! まだまだあるので次の回に続きます。
ミス・ミセスコンテスト対策の「CHANCE」はこちらから
↓ ↓ ↓
コメント