【SWS6周年】第108回蔭山ゼミ ハンナ・アーレント-正義を貫く公共哲学 参加者募集中です

告知

スピーチライターゼミ(SWS)が、2024年10月1日に、開設6周年を迎えます。

この6年の間に、述べ200名以上の言葉を学びたい方が集まってくださいました。

いつも本当にありがとうございます。

この度、6周年を記念して、ハンナ・アーレントを学びます。

20世紀最大の哲学者の1人、ハンナ・アーレントは、人間の条件として「労働・仕事・活動」の3つをあげ、仕事と活動を奪われた人間は動物化すると訴えます。

また、この動物化が、第二次世界大戦のユダヤ人大虐殺など数多くの巨悪の根源となり、社会を押しつぶすと考えました。

経済格差、AIによる極限の生産性向上、国際政治の多極化が進行する現代社会において、私たちは動物化を拒否し、人間であり続けることができるでしょうか。

この全体主義への警鐘を鳴らし、人々に、「思考を続けよ」と説いたハンナ・アーレントの思想を読み解きながら、人間の条件について議論を深めます。

〈日時〉
10月5日(土)
14:00〜14:30 プレゼンコンペ(SWSメンバーのみが参加できるコンペです)
14:30〜18:00  蔭山ゼミ
19:00 表彰式・懇親会

〈場所〉
新宿の会議室(参加者に直接ご連絡します)
〈定員〉
20名(残席3名)※2024年7月16日現在
〈課題図書〉
今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢 (講談社現代新書)
〈参加費〉
11,000円(SWSメンバーは、5,500円) 

SWSに参加ご希望方は、こちらのページ より詳細をご確認いただき、お申込ください。
蔭山ゼミのみのご参加をご希望される場合、こちらのお申し込みフォームよりお申込ください。

ご不明な点等ございましたら、事務局 湊 minato@communis.jp までご連絡ください。

過去の周年イベントについて

SWSでは、コロナ禍を除き、毎年周年イベントを開催してきました。

4周年記念イベントでは、全国からメンバーにお集まりいただき、スピーチ大会と、朗読劇『卒塔婆小町』を実施しました。このイベントをきっかけに、スピーチライティングを本格的に学び始めるメンバーもいらっしゃいました。

昨年の5周年記念では、映画評論家・蓮實重彦氏の著作を課題図書とし、映画史を勉強しました。また、スピーチコンペには多数の応募があり、一次選考・二次選考共に、大変盛り上がりました。

そして今年は、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレントを学びます。また、プレゼンテーションコンペを開催します。

SWSの周年イベントは、毎年新しいメンバーが参加し、既存メンバーとの交流を通じて、学びを深めています。皆様のご参加、お待ちしております!

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