近年、スピーチライターの仕事がますます注目されています。
弊社も日々多くのご依頼をいただいておりますが、その背景には主に2つの理由があります。
スピーチの重要性の向上
コロナ禍を経て、大規模イベントの価値が再認識されました。オンラインとオフラインの使い分けが一般化する中、直接対面するオフラインのイベントでは、より意義深い内容が求められるようになりました。
特に、周年イベントなどの記念行事では、感謝と感動を伝えるスピーチの重要性が高まっています。これにより、プロのスピーチライターへの需要が増加しています。
演出技術の進化
スピーチを支える演出技術も大きく進化しています。
例えば、プレゼンテーションスライドは、従来の16:9比率から、32:9や48:9の大画面へと変化し、より迫力のある視覚効果が可能になりました。
また、静止画から動画の使用が増え、さらに生成AIの登場により、企業独自の画像や動画制作が容易になりました。これらの技術を駆使することで、よりエモーショナルで印象的なスピーチが実現できるようになっています。
事例紹介:IT企業の周年イベント成功例
実際に、周年イベントが初めてというお客様も少なくありません。
あるIT企業の事例では、初めての周年イベントに際して、スピーチの内容からご相談を受けました。
代表の方が人前で話すことに不慣れだったため、以下のような総合的なサポートを行いました。
- スピーチ原稿制作:社史、事業内容、現在の取り組み、今後の方針を感動的にまとめたスピーチを制作
- 演出:動画や画像を交えたスライドを作成
- 話し方トレーニング:大規模イベントのステージならではのマイクの扱いや歩き方等含めた話し方のトレーニングを実施
結果、このIT企業の周年イベントは大成功を収め、企業にとって非常に価値あるイベントとなりました。
まとめ
スピーチライターの役割は、原稿作成やアクティングコーチ(話し方トレーニング)など、言葉のプロだけでなく、テーマ設定から、演出、服装、広報物の制作を含む、総合的なプロデューサーの役割へと進化しています。
今後は、AIやVR技術の発展により、さらにリッチなステージになると思われます。
コムニスでは、スピーチ・プレゼンテーションのサポートをしています。原稿執筆や話し方トレーニングなどでお困りの際には、ぜひお問合せください。
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