コミュニケーションとは、情報や感情を相互に伝達し合うことではない。
コミュニケーションとは、辞書や書籍で引くと、色々本には書かれていて、端的に理解することが難しいですが、世に言うコミュ力って何なのでしょうか?
世の中の定義から伝えてきますね。
世の中的には、「コミュ力は情報とか感情を相互に伝達し合うことだ!」っていう風に書いてあります。
例えば、「ちょっとそこの電気つけて」みたいな、相手にして欲しい要望を伝えること、これもコミュニケーションの基本です。
また、感情っていう意味で言うと、「何でそんなことしたんだよ!!」っていう怒りを相手に伝えること、これも、確かにコミュニケーションです。
しかし、これをコミュニケーションっていうと、コミュニケーションの本質を誤ります。
コミュニケーションの目的とは
コミュニケーションというのは、機能だと思ってしまいがちなんですが、実は機能ではありません。機能以外のコミュニケーションの側面とは、「楽しい」ということです。
どういうことか。
コミュニケーションというのはよくキャッチボールに例えられますね。会話のキャッチボール、キャッチボールのボールっていうのは、お互いボールを投げ合うっていう遊びです。
ボールというものを情報だと思いましょう。
僕が相手に情報を投げます。相手を受け取ります。
これが、キャッチボールです。
でも、キャッチボールの目的って何ですか?
それは、ボールを相手に正確に投げることですか?
そして、正確にキャッチする事ですか?
違いますね。
実は、キャッチボールの目的というのは、ボールを投げ合うことで面白くなること、です。
コミュニケーションは、そのものが面白い。
つまり、いかに正確に投げるか・いかに難しい球を受けるかっていう、このやりとりそのものが、ゲームとして面白いんです。
結論ですが、コミュニケーションは、情報や感情を相手に正確に投げるということではなく、情報や感情を相手に投げる遊びをして、どれだけ楽しく遊べるか・どれだけ楽しくキャッチボールができるかっていうことこそが、コミュニケーションの本質なんです。
だからコミュ力が高いという時は、実は正確に情報を投げるということと、どう感情を正確に投げるということと、勿論正確に受けるという基礎的な技術はあった上で、「どんだけ上手に楽しく遊べるか」っていうことなんですね。
これがちゃんとできる人がコミュ力高いぞっていうことになるかなと思います。
だから、一般にコミュニティ高い系男子がウェーイ系って言われたりします。
情報とか感情のやり取りを通して、上手に楽しむ人が魅力高いぞ、と言われがちなので、コミュニケーションを正確に論理的に話す力だと思うと、なかなか伸び悩みます。注意して頂ければなと思います。
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