非常事態宣言の中、普段以上に忙しくなってしまったスピーチライターの蔭山洋介です。
なんで忙しいかっていうと、普段はクライアントの皆さんのために、全力で忙しいんですが、今はクライアントさんに加えて自分の時間も楽しみ始めたらとんでもないことになりました。
１月末から４月頃にはロックダウンしているだろうと、主に家電周りを新しくして、ついでに高校生以来のゲーム機も買って、溜まっている読書と仕事を合わせて、信じられない忙しさに見舞われてしまいました。
自分のためにまとまった時間を使えるのは、人生で今しかない！と思って楽しんでいます。
さて、今日はアフターコロナとコミュニケーションの話です。
コロナはいろんなものを変えてしまいましたが、コミュニケーションも大きく変えてしまいました。
どう変えてしまったのか、そしてこれからさらにどう変わっていくのかをご紹介させていただきたいと思います。
そもそもコロナで社会は変わるのか？
いま「コロナで社会は変わるのか？」という議論が姦しく始まっています。
目の前の脅威がどうなるかもよくわからないのに、未来の話をするのはちょっと早い気もしますが、一般人にできることは人と会わないことと、ささやかながら経済を回すことだけですから、コロナ後の未来を向いて準備を始めるのも、決して悪いことではないと思います。
ということで、ぼくもこの流れに乗って、未来とコミュニケーションの話をしたいと思います。
果たして、コロナは社会を変えるのでしょうか？
そして、コミュニケーションはどう変わるのでしょうか？
多くの識者は「社会は変わる」と言っています。
一方で逆張りの識者もいて、
「コロナが社会を変える系論者がたくさん出てくるだろう。しかし、変わらない」という人もいます。
意見が割れているわけですが、
先に断言しておくと、社会は絶対に変わります。
というより、もうすでに変わってしまったと思います。
例えば、テレワークや時差出勤です。
日本では、なかなか導入が進んでいませんでしたが、
コロナによって、強制的に企業にインストールされました。
コロナが終われば、元通りみんなが出勤するかというと、
たぶんそうなりません。
一度、習慣化されたものは、コロナ禍が明けたあとでも、利用され続けるはずです。
オンライン診療も、そうです。
コロナがなければ、オンライン診療は簡単には実現しなかったでしょう。しかし、私たち患者の側が、病院に行かなくても処方してもらえる便利さを体験してしまったら、もう元には戻れないと思います。
それに、疾病対策で有名なビルアンドメリンダ財団のビルゲイツは、２０年に一度、このようなパンデミックが発生することを想定するべきだと言っています。
私たちは、グローバル化による活気ある経済の代償として、パンデミックをリスクに織り込まざるを得なくなってしまったのです。つまり、後戻りはもうできないんです。
具体的に、もう変わってしまったわけですし、
これからもリスクを織り込み続けるわけですから、
「変わらない」という意見には無理があります。
ですから、議論の焦点は、変わるか変わらないかではなく、
どの程度変わるのか、ということになります。
しかし、それは、実のところまだわかりません。
コロナ禍がどれだけ続くか、誰にもわからないからです。
３ヶ月なのか、半年なのか、それ以上なのか、
その期間の長さによって社会の変化量が変わってくると思います。
そして、当然ですが、
社会が変わればコミュニケーションの質も大きく変わります。
コミュニケーションはどう変わるか？
話し方や発声などのデリバリー、服装や舞台装置などの演出、その他コミュニケーションは、全て社会状況と密接に関係しています。
ですから、コミュニケーションを仕事にしている経営者、営業、広報・PR、経営者などのビジネスパーソンから、スピーカーであるアナウンサー、芸人、俳優、司会など、求められるスキルが根本から変化することになります。
この変化を理解して、トレーニングを行なっていかなければ、時代に置いていかれることになります。昨日も、そのような変化が起こること、そしてどのような話し方が求められるのかについて、ある大手IT企業にオンラインでアドバイスしたところ、深く感謝されました。
その方法は、長くなったので次回、ご紹介したいと思います！
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