僕が紹介しないのは、紹介しても相手にベネフィットを与えられないから
今日は「コネはビジネスに必要か?」というお話をしていきたいと思います。
これよく言われるんですが、「蔭山さん、コネがあっていいですよね」とか「コネクションを紹介して欲しいんですけどどなたかいらっしゃいませんか」とかって言われるんですね。
まず、これ言われた時に僕どうするかっていうと、全然紹介できるんですよ。いろんな人を知ってるんで。だから言ってくれたら紹介したいなと思うんですけど、多くの場合、僕は結果的に紹介しないことの方が多いです。なぜかというと、その人は相手にベネフィットを与えられないことが多いからです。
意味あることをやってる人のもとに金は集まる
これよく言うんですけど、すごく印象的だったことがあって、ビジネスをするにはコネが必要だと。よく金なし、コネなし、学歴なし、みたいなのでビジネスなんてできないじゃないかとかって言うんですね。
でもはっきり僕が思ってることを言うと、まず金はないと確かに困るけど、意味があることやってる人の元には金は集まる。
コネに頼っているビジネスモデルはすぐに潰れる
次はコネ。
コネがないとやっぱりビジネスできないじゃないですか、だから有名人のなんとか知ってるとか、テレビ局知っているとか、そういうのでビジネスって動いてるじゃないですかって言うんですけど、旧来のビジネスモデルだったらそういうところもちょっとくらいはあるのかもしれないですけど、だいたいそんなコネに頼ってるようなビジネスモデルなんて即潰れます。
だからコネがあったら有利か?
僕自身の感想で言うと、有利だと感じたことは一回もない。
学歴はインディペンデントで働く人にこそ必要
次は学歴。
学歴は人によります。あったら便利な人もいるかもしれないけど、僕は別に学歴高いわけでもないし、中卒高卒でたくさん稼いでる人いっぱいますからね。学歴はないよりあったほうが繋がりができて、そこそこコネクションができて、コネクションが便利なのは、結局、学歴やコネクションのために必要かもしれない。
あとエンジニアリングとかスペシャリティを高めていくときに、やっぱり学歴や、そこでの勉強ってのが役に立つので、学歴というか中身の方がインディペンデントの場合はより重要だと思います。
コネクションが有効なのは自分が何者であるか明確であるとき
学校を通してできたコネクションがビジネスに役立つ瞬間ってのがないわけでもなくて、それは結局、自分が何者であるかということがはっきりしている人においては、コネが役に立つ。
例えば、具体的な事業計画があり、自分に明らかな強みのあるスペシャリティがある人の場合、あれこれをしたいってなった時に、こういう人いないかなと探し始めるんですよ。
パートナーシップを組みたいとか、情報提供してほしいとか、資材を提供して欲しい、お金を提供してほしい、投資家にお金をもらいたいとかって話になるじゃないですか。
そしたらコネクションあった方がいいでしょ。
でも自分が何者であるかが曖昧で、かつビジネスをこれからやっていきたいみたいな人のレベルで、ネットワークの繋がり方を紹介したとしても、多分全く役に立たない。
だから思うのは、カネなし、コネなし、学歴なし、はビジネスにとって不利に見えるけど、実は本質的には何も関係がない。もっと言うと、コネはビジネスに必要かっていう質問に戻すと、ビジネスのスタートアップにはあんまり関係がない。
逆に、中身がしっかりしてくれば、必要になってくる。そういうものだと思います。だからコネクションがないからダメなんだよねとか、蔭山さんコネクション紹介してくださいよとか、コネクションこそが資産であるとかって言っている人って、甚だ眉唾。コネクションは必要になれば絶対つながるから。
皆さんもここで、僕も含めて今繋がってると思うんですけど、前に進もうとした時に必ずコネクションは広がります。
その場にいる時に出来上がるコネクションってあんまり役に立たないので、どんどん目標を設定して、前に進んでいってもらえれば、役に立つコネクションがどんどん広がっていくと思います。
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