パリの思い出を少し。
ポンピドゥー・センターはまじでネ申。自由を生み出した国が、自由について徹底的に収集し、見せつけてくるシステムに衝撃。美術館ってそういう意味だったのね!と、思いましたとさ。
デュシャン、モンドリアンとか、有名どころはまあ当然素晴らしいとして、不勉強故に知らなかったのですがウォーカー・エヴァンスの写真が本当に感動でした。たまたま、ウォーカー・エヴァンスが初じめてフランスに来てたんですよ。
正直、写真舐めてましたよ。絵画とかアートの方が親分だと思ってたからなんですけど、写真でもかなりのことができるんですね。世界中の美術館がウォーカー・エヴァンスを収集したのは本当に納得です。
西洋のアートが「自由=権威の否定と自立」を表現することとすると、エヴァンスは本当に人々の営みそのものに光を当てた素晴らしい写真家=アーティストで、写真でそこのことに成功しています。教会の写真は涙がでそうになりました。
教会がエヴァンス、格子柄がモンドリアン、便器がデュシャンです。
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