今回は、好きなことに打ち込むとは何か・好きなことをどう見つけていくのか、を書いていきたいと思います。
「好きなことがわからない」とき
好きなことに打ち込むとコミュ力が上がるというのは、話し方にその人の教養がにじみ出る、という話でした。だから、人生楽しんでるヤツは、コミュ力が高そうに見えるっていう話でした。
だから、好きなことを見つけるってことがすごく重要だっていう話なんですけれど、「じゃあ、好きなことって何なのか?」「そんなもの簡単に見つかりませよ!」っていう話なんですが、そんなことはないと思うんです。
好きなことが見つかればとてもハッピーだけど、「好きなものってわかんないんだよね」っていう話もよく聞くじゃないですか。
そういう人にあなたなら、何とアドバイスしますか?
例えば、小さい時何が好きだったかっていう質問をするとします。そして、文章を書くことが好きだった、という結論に至ったとします。その方に何とアドバイスしますか?
何か文章を書くことをしたら、いいんじゃないかな?
ブログでも書いてみますか?
それって本当に意味があることでしょうか。
意味っていうか、それで続きますか?
おそらく、続かないでしょう。
本当に好きだったことに夢中になってみるっていうことは、とても意味があることだと思います。それ自体を否定しませんし、とても正しい誘導方法だと思います。
それで上手くいく方も多分たくさんいらっしゃるし、コーチングの中のテクニックにはそういう聞き方も恐らくあると思うんですよ。でも、ちょっとパワー不足だと思います。もっとその強力なやつがあります。
「好きなこと」はちゃんとしていなくていい
好きなことをやってみるっていう「好きなこと」っていうのが、皆さんちゃんとしてることなんですよ。
皆さん大体思い描くことが、本を書いてみるとか、絵を描いてみるとか、スポーツとかなので、比較的健全なものを選びがちです。
健全なことって、確かにやった方がいいですよ。やったほうが良いですが、それで強度が足りない人向けの話です。それでいけるならそれで勝ちです。
しかし、それでいけない人に対してのアドバイスなんですけど、それは例えば、ネトゲ廃人になるでもいいです。あとはパチンコ漬けになる。ナンパにのめり込む。
最近ナンパは、ちょっと荒れてきてるみたいで何とも言えないですけど、でもナンパにのめり込むでもいいわけです。
つまり、何でもいいんです。
僕のクライアントさんの中に、それはそれは身持ちを崩すぐらい、常軌を逸して遊びまくった人が、やっぱり何人もいます。
例えば毎日、服を来て、伊勢丹のグッチに行きます。そこで着替えます。着てた服捨てます、みたいな人がいました。それを毎日やってられるぐらいの財力を保持していたのですが、破産しました。
あとは、学生時代に、狂ったようにパチプロとして腕を鳴らす人がいました。もう全ての時間を、授業なんかサボって、パチンコに費やす。パチンコの攻略に費やす、という人がいたりするわけですね。
この二人は、今どうしてるかというと、お二人とも素晴らしい会社の超重要ポジション、もし会長もしくは社長っていうポジションにいらっしゃいます。
なぜこういう風に遊んだ人は、こんな恐ろしいことができちゃうのか。これは多分、常識から言うとあり得ないでしょう。こんな風に遊んでると、最低と思うでしょう。
ところが、こうやって遊んでいる人は、強いんですよね。
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